【更新日】 2018/3/24
こんにちは鍼灸国分寺治療院です。
昨日の続き、春バテの原因・自律神経の乱れの要因についてお話しします。
●生活環境の変化による緊張
春は様々な生活の変化がある時期ですよね。
卒業や入学、就職、異動、転勤、新年度の始まり等大きな節目となることが多くあります。
環境が変わり、これまで経験したことのない生活がはじまると、たとえそれが嬉しい変化であっても
身体や心は緊張して、交感神経のスイッチが入りっぱなしになるんです。
そのため心身ともにリラックスできず、疲れがたまっていわゆる”春バテ”状態になってしまいます。
●アレルギー
アレルギー体質の人にとっては、「春が一番ツラい」時期かもしれません。
花粉症に悩まされている方多いですよね?
アレルギー症状は、副交感神経が優位なときに悪化しやすくなります。
そこに新生活のストレスが加わると、症状の悪化や、アレルギー以外の不調にも繋がる可能性があります。
また、春バテしやすい人の特徴として挙げられるのは、体力不足や冷え性の人です。
東洋医学の考えでは、春はエネルギーを発散させる季節です。
ところが、もともと体力がない人や冬に風邪をひき体力を奪われた人は、冬の間に充分な
エネルギーをためることができませんでした。
そのため、春特有の気候や生活環境の変化に自律神経のスイッチをうまく切り替えられず、エネルギーを消耗して春バテになりやすくなります。
また、体力不足の人は冷え性になりやすく、手足がひんやり冷たいという傾向もあります。
冬の間に運動をせずに脂肪をため込み、熱をつくり出す筋肉が衰えてしまった人も、
春バテになる可能性があるので要注意です!
(次回へつづきます)
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